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知らなきゃ損? 有名人がパーソナルトレーナーをつける5つの理由

 

パーソナルトレーナー、あるいはパーソナルジムという言葉をご存知ですか?

 

最近、トレーニング中の写真や動画を、インスタグラムなどのSNSで投稿する有名人が非常に多くなっています。

スポーツ選手のみならず、役者やアーティスト、企業のトップなどが、鍛えられた肉体美や、筋力トレーニングの動画、食トレと題した食事の写真などを公開しています。

その有名人の多くが、パーソナルトレーナーをつけているのです。

 

役作りだったり、ダンスパフォーマンスだったり、あるいは取材などで多くの人の目にさらされる彼らは、一般人以上にボディメイクを必要としています。

つまり結果が出ないと困るわけです。

そんな彼らがなぜパーソナルトレーナーをつけるのか、その理由に迫ります。

 

 

パーソナルトレーナーとは?

クライアントと1対1で、食事管理やトレーニングの指導やアドバイスを行い、理想の体に近づけるサポートをするプロフェッショナルのことを指します。

パーソナルトレーナーをつける目的は、ダイエットからスポーツの競技力向上までさまざまです。

 

巷のスポーツジムに行くと、器具の使い方を教えてくれたり、ちょっとした相談に乗ってくれるスタッフがいますね。

しかし彼らのほとんどはパーソナルトレーナーではありません。

パーソナルトレーナーは誰にでもなれるものではないのです。

正しいトレーニングの仕方だけでなく、栄養学や運動生理学などの専門知識をに学び、経験を積んだ、いわばボディメイクのプロなのです。

多くはパーソナルジムで従業員や業務委託として従事しています。

 

 

パーソナルトレーナーをつける5つの理由

「パーソナルトレーナーなんて自分でダイエットできない人に必要なだけ。私は自分でちゃんとできるから要らないわ」

とお思いの方も少なくないかもしれません。

確かにそれもあります。

少なくとも、自分の意志の弱さを補ってくれるのも、パーソナルトレーナーの役割の1つです。

 

しかし以下の理由に示すように、自分でできない人だけではなく、更なる効率、効果、快適性を追い求める人にも、十分なメリットがあると私は考えます。

そもそも、有名人って役者にしても、アーティストにしても、IT社長にしても、どう考えても強靭な意思の塊のような人たちばかりのはずです。

そんな彼らが実践しているのですから、そこには熟考の価値があります。

 

では、パーソナルトレーナーをつける具体的なメリットは何なのでしょうか?

以下に5つの理由をあげていきます。

 

パーソナルトレーナーをつける理由その① オーダーメイドであるということ

パーソナルジムで最初にすることは何でしょうか?

それはカウンセリングなんです。

トレーナーがクライアントと向き合い、ヒアリングをします。

  • 目的
  • 健康状態や既往歴
  • 身長、体重、体脂肪などのボディデータ
  • 運動習慣
  • 食生活
  • 悩んでいること

 

そこで得られた情報を、トレーナーの知識や経験というフィルターに通すことで、一人一人に合った最適なトレーニングプログラムが出来上がります。

プログラムの粒度(細かさ)はジムやトレーナーによりますが、基本的には運動と食事、それから睡眠時間に至るまでの総合的なプランニングがなされます。

自身の健康状態や生活習慣に沿っているので、安心して任せられますね。

 

パーソナルトレーナーをつける理由その② 徹底した食事管理

パーソナルトレーニングは、トレーニングに通った日だけの事ではありません。

食事管理を目的として、メールやLINEなどでその日の食事内容を報告し、それに対してアドバイスをくれるといったサポートを取り入れているジムも多くあります。

これには2通りの効果があって、1つはもちろん専門的な知識に基づいた食事指導をしてもらえること。

そしてもう1つは、食事の写真を撮って報告するといった行為そのものによって、食事管理の意識を高く保つことができるという点です。

 

パーソナルトレーナーをつける理由その③ 継続しやすい

3つ目の理由は、励ましてもらえることです。

ダイエットって、食事を減らしたり運動量を増やすことで、最初はある程度簡単に成果が出るものですよね。

それで気を良くしたのも束の間、体重の落ち方は鈍くなり、外見上の成果も徐々に見えにくくなっていきます。

すると落ちていくのはモチベーションばかり。

成否を分けるのはこのタイミングなんですよね。

 

そんな時、情熱的に励ましてくれる誰かがいたら、もうちょっと続けようという気になるのではないでしょうか?

あるいは、情熱的な励ましをしてくれるトレーナーばかりではないかもしれません。

それでも誰かに見られてる、誰かと一緒に取り組んでいるという意識があるだけで、継続性においては相当意味のあることだと思います。

それに、決して安くない料金をかけていることも、ちょっとやそっとじゃ止められないという意識につながりますね。

 

パーソナルトレーナーをつける理由その④ 専門的なトレーニング

パーソナルジムでのトレーニングは筋トレが中心になります。

有酸素系のトレーニングは時間がかかるからというのもその理由の1つでしょう。

冒頭でお話しした有名人のインスタ投稿ですが、中には見たこともないような器具を使ったトレーニングを撮影したものも少なくありません。

あるいは器具を使わないトレーニングでも、こんなやり方もあるんだ、と新鮮な驚きをくれるような投稿もあります。

経験値豊富なパーソナルトレーナーは引き出しをたくさん持っています。

あの手この手で、クライアントを飽きさせないメニューを提案してくれることでしょう。

そしてその知識に基づいて、自分だけでは追い込めないような(きつい)所まで追い込んでくれます。

そうしたトレーニングの種類の豊富さ、質の高さはやはり、1対1のパーソナルトレーナーならではということが言えると思います。

 

パーソナルトレーナーをつける理由その⑤ ホスピタリティ

またインスタの話になりますが、トレーナーと一緒に写っている写真が非常に多いです。

しかもまるで友達同士のように、仲良さげにポーズを取ったりしています。

 

パーソナルトレーナーはトレーニングのプロであるだけでなく、対人のプロでもあります。

良いトレーナーはホスピタリティも一流です。

会話でクライアントをリラックスさせたり、トレーニング後のボディトリートメントなんかも彼らの業務の範疇です。

日々激務に追われる有名人の皆さんだからこそ、リラックスして自分らしくいられる時間が必要とされているのかもしれません。

 

またトレーニングというのは、負荷をかけて追い込む(緊張)のと、リラックスして休息する(緩和)のワンセットで効果を発揮します。

パーソナルトレーナーでなければ、その循環をトータルでケアすることはなかなかできるものではないでしょう。

 

 

パーソナルトレーニングのデメリットは?

  • リバウンド

パーソナルトレーナーをつけた場合に陥りやすいのが、トレーナーへの依存です。

ダイエットにしても肉体改造にしても、主体は自分です。

自分がやるんだという意識をしっかり持っていないと、トレーナーが離れた途端にやらなくなってリバウンドしてしまうリスクがあります。

トレーナーに頼りっきりではダメです。

 

  • きつすぎる

食事制限や筋トレなど、あまりにきつすぎるものは継続が難しくなります。

中には結果を出すために、相当ストイックなプログラムを組むジムもあります。

この点については、自分に合ったジム、自分に合ったトレーナーを選ぶことで解決できるはずです。

無料体験や無料カウンセリングを利用することで、どんなプログラムになるのかあらかじめ知ることができます。

それを見て、自分が続けられそうなところを探してみると良いでしょう。

 

  • コスト

普通のスポーツジムに通うのに比べると、かなり高額になります。

ただしコストパフォーマンスという観点で見れば、コストの評価はどんな結果が出たかによります。

結果が出れば(そして特にそれを維持できれば)、なんだ安いもんだったな、ということになるかもしれません。

 

 

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は、有名人も多数利用しているパーソナルトレーナーのメリットについてまとめました。

  • 一人一人に合ったオーダーメイドのプログラムを組んでくれる
  • 徹底した食事管理ができる
  • 継続性を高める要素がたくさんある
  • さまざまな専門的なトレーニングもできる
  • ホスピタリティが高くリラックスできる

 

理想の体を手に入れるための強い意志がある人には、最高のパートナーとなるでしょう。

一方で、トレーナーに頼りっきりでは結果は出ないと思います。

高額な料金を払ったからと言って、トレーナーがすべてなんとかしてくれると思ってはいけません。

もちろん最後は自分次第です。

 

まずは自分の理想の姿、ありたい姿をあらためて思い描いてください。

そして、それに向かって努力する自分を想像してください。

結果にコミットするのはトレーナーでもほかの誰でもなく、あなた自身なのですから。

 

 

ABOUT ME
neopp
走ること、泳ぐこと、自転車をこぐこと。旅すること。 ピアノを弾くこと。長期連休に予定を入れないこと。 土曜日の朝6時。サッカー観戦しながらの昼寝。 アルコール全般。 そんなこんなが、たまらなく好きです。